写真集「世界一周」有園麻美

Kathmandu

2008.05.16 ~ 2008.05.17 バックパックを丸ごと盗まれる

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インドデリーからネパールカトマンズまで32時間バスで行きました。インドのあの暑さの中、32時間って超キツイんだろうなーと超怖かったですが、思っていたより暑さは大丈夫でした。昼間の時間帯は32時間中、トータルで12時間くらい。あとの20時間は日が出てないので、暑くはない。それに一番前の席だったので、足を伸ばすことができて楽でした。これが、一番前じゃなかったらもっとつらかったかも。私ってツイてるーよかったー!と思っていたのに、最後にどんでん返し。

タメル近くで降ろしてもらって、バックパックを取ろうと思ったら、スタッフの人が「さっき降りた西洋人が全部バックパック持って行ったからもうないよ」と言う。えー!?!?!?何がなんだかわからなかったね。何それ!?私のバックパックは持っていかれたっていうこと??これから私はどうすればいいの!?みたいな。途方にくれました。とりあえず、文句言ってもしょうがないけど、バス会社の人に文句言って、「あなたたちの責任だ!どうにかしろ!」とわめいてみる。バス会社の人は結構協力的で、タクシーを拾ってくれ、その西洋人たちがどこに行こうとしていたかとかを、人に聞いたりして、探してくれた。だけど、もちろん見つかるはずもなく、結局旅行者の集まるタメル地区へ行き、一応私はホテルにチェックイン。そして、その西洋人が行くと言っていたホテルに、来たかを尋ねにいってみたけど、来ていなかった。このまま探しても、意味がないということで、明日の朝、探すことになった。その西洋人の1人はトラブルがあったみたいで、次の日にバス会社の人に電話すると言っていたらしいので、まだ希望はある!と励ましてくれたけど、希望っていったってね。このままみつからなかったら私はどうなるんだろう?と不安でいっぱいでほとんど眠れなかった。2年近く一緒に旅したバックパックがなくなるのは、イタイ。しかも、結構気に入っていたし、中には、ダラムサラで買いあさっていた高価な石たちも入っている。なくなるのは、本当に困る!どうか見つかりますように!そう思って眠れぬ夜を過ごす。

次の日も朝早くから目が覚めて、寝ようと思っても寝れなかったので、気晴らしにタメルを歩いていると、昨日同じバスだった私のバックを持っていたと思われる西洋人を偶然発見!なんて偶然!偶然会うなんて全然予想してなかった!これは、逃してはだめだ!と思って、声をかける。しかし、その西洋人はもう1人の西洋人が持っていったから、自分は私のバックを知らないという。でも、オマエの友達だろ!そいつはどこにいるんだ!私のバックがなくなって大変なんだよ!と私は、泣きながらわめきちらしている(一大事なので、体裁を気にしている場合ではない)と、どんどんギャラリーができた。そのうち、警察がきて、結局警察で事情を話すことになった。1つ目、タメル近くの警察へ行く。事情を話すけど、全然対処してくれない。で、結局ツーリストポリスへ行けとか言われる。本当に警察って頼りにならないよね!2つ目、ツーリストポリスへ行けとタクシーに言ったのに、連れて行かれたのは、ダルバール広場近くの警察。そこでも1つ目と同じように事情を話すけど、話しても全然対処してくれない。意味がない。本当に警察って頼りにならない!警察なんて必要ないんじゃない?とか思った。で、またツーリストポリスへ行けと言われた。なんなんだ!?ツーリストポリスまで行くのに、タクシー乗らないといけないし、そのタクシー代がもったいないだろ!とか思って、本当にムカついた。ツーリストポリスへ行けというなら、連れていけよ!と思う。

そんなこんなで、バス会社の人と待ち合わせしている11時になりそうだったので、ホテルに戻ろうと歩いていると、警察に呼び止められ、「あなたのバックが見つかった」と!えぇ!?ホント!?とビックリ!そして、警察の車に行くと、昨日のバスに乗っていた西洋人と、私のバックパックが!!本当にうれしかった!はぁーこれで旅が続けられる!まじでうれしかったし、ホッとした。そして、警察へ行き、バックパックの中身を確かめる。しかし、この時すでにバックパックが見つかったことでうかれていた私は、中身のチェックをちゃんとせずに、全部ありますとか言ってしまったのだった。しかし、ホテルへ戻って冷静になってチェックしてみると、スイムタオルと体を洗うタオルとトイレットペーパー2個なくなっていた。全部生活で役立つものばかり。本当にくやしかった。スイムタオルとか、超便利なのに!その時、バックを持っていった西洋人を憎んだが、もう文句言いに行くのも面倒だったので、泣き寝入りした。しかも、その西洋人、私のバックバックの中身を全部出してチェックしていたんだよねー。普通間違えて持っていったなら、中身を全部出してチェックなんてしないよね?だから、ぜったいあいつは確信犯だったと思う。うかれていなかったら、警察で問い詰めてやったのに!!と後になって、すごく悔しかった。でも、バックパックも戻ってきたし、面倒なので、文句言うのはやめた。あーあー、バックパック見つかっても浮かれず、冷静だったらよかったのに。まだまだ修行が足りませんね。

しかし、私って本当に強いなと思った。ろくに英語もできないくせに、バス会社にも警察にもその西洋人にも強気に怒鳴りちらし、自分の欲求言ってるし。私はどこでも生きていけるかもとか思った。旅で、私は強くなった。(もともと強かったのかもしれないけど。)もう、多分、日本人以外なら、強気にいけるなー。しかし、日本人には弱い。。

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